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経営革新による企業再生
経営革新による企業再生
桜井 勲 著
【判 型】 A5判
【造 本】 並製
【ISBNコード】 978-4-906449-56-9
【頁 数】212頁
【発行日】2002/10/10 初版
経営者との再生切り口の話し合いに必携。課題解決手法による企業再生支援対策。
商品コード : ISBN978-4-906449-56-9 |
希望小売価格 : 2,200円 |
価格 : 2,200 円+税 |
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【もくじ】
まえがき
第1章 金融機関による不振企業再生とは
1 金融機関による不振企業の再生支援
2 企業再生プロジェクト
[1] 対象企業選定の選定の仕方
[2] 不振企業再生にまつわる諸問題
[3] 経営者への趣旨説明・意思確認と再生手順
[4] 基本情報・重要情報の収集
第2章 企業再生ソリューションにやり甲斐あり 「事実認識」から、再生ビジネスモデル構築、課題解決プランの作成まで
1 「事実認識」はバンカーと経営者の真剣勝負 「事実認識」の手順とポイント
2 「分析」でバンカーの思考力が問われる 事実の分析手法とそのポイント
3 再生プラン立案4つのステップとは 再生プラン立案の手順
4 再生コンセプト立案の3要素
[1] 当社顧客をめぐる思索
[2] 競合に勝つ
[3] 自社の力量を読む
5 再生ビジネスモデルをどう構築するか
6 再生課題はどこから導き出すのか
7 課題解決プラン(改善策)は社内メンバーの発想力がポイント
8 ダイナミックな業革推進のための社内組織づくり
第3章 不振企業再生の具体策を研究する
1 経費削減による不振企業再生のすすめ方
2 閑散期を有効活用する方法
3 緊急対策によるリーンな体質づくり
第4章 「経営のしくみ」から再生切り口を探索してみる
1 経営のしくみからの再生切り口
2 経営のしくみから再生切り口探索
[1] 「生産」に対する着眼点
[2] 「商品仕入・部品調達」に対する着眼点
[3] 「設備」に対する着眼点
[4] 「工場」に対する着眼点
[5] 「スピード分析」によるアプローチ法
[6] 「製品開発」分析のポイント
[7] 「海外関係」の見方と分析の仕方
[8] 「競合度合」の見方と分析の仕方
[9] 「流通チャネル」からの再生切り口
[10] 「物流」に対する着眼点
[11] 「販促・営業力」の強化対策
[12] 店舗展開とスクラップアンドビルド
[13] 経営者・後継者関係の見方のポイント
[14] 「人材と組織」へのアプローチ法
[15] 「IT」の見方とアプローチ法
[16] 収益とキャッシュ・フローへの再生切り口
[17] 「資金調達と金融機関との関係」の再生切り口
第5章 どの切り口から再生の突破口を開くか
1 20の経営ノウハウと再生切り口 [企業再生ノウハウ]
[1] まず長所を伸ばす、長所には客のニーズ(期待)が集中している、問題点への取組みはその後 [企業再生ノウハウ]
[2] No.1しか儲からない、No.1はあるか、どこをNo.1にしていくか [企業再生ノウハウ]
[3] 顧客を厳密定義し、徹底した満足を提供せよ [企業再生ノウハウ]
[4] クレームこそニーズ、クレームを経営者がキャッチできる体制になっているか [企業再生ノウハウ]
[5] 自社顧客を取り巻く潮流を読め、そこに経営の今後の方向性がみえてくる [企業再生ノウハウ]
[6] 重要なことはコストの高低というより、コストに見合う収益があがることである [企業再生ノウハウ]
[7] 経営のコンセプト(ミッション)とストーリー(経営のしくみ)はワンセット [企業再生ノウハウ]
[8] 自社のコア・コンピタンス部分は自社自らが担当、宝の山を手放すな [企業再生ノウハウ]
[9] 全体像は描きにくい、できることからスタートさせよ [企業再生ノウハウ]
[10] 経営者のリスクを明確化する、リスクがわかれば決断できる [企業再生ノウハウ]
[11] 設備投資は本当に強みか、レバ、タラ崩れたら弱みになる [企業再生ノウハウ]
[12] 安易な人減らし、人件費コストの削減に走るべからず [企業再生ノウハウ]
[13] 赤字をタレ流しているのはどの店舗、どの部門、どの製品かの特定と原因分析を [企業再生ノウハウ]
[14] 他社依存からの脱却は、製品(技術)か、販売力のいずれかで自社の強力なハンドリング余地をつくり出すこと [企業再生ノウハウ]
[15] 組織の気のゆるみがすべての経営意図をフイにする、対外メッセージに細心の注意 [企業再生ノウハウ]
[16] コストダウン志向業種か、オリジナル価値追求業種かの大きな見極めを [企業再生ノウハウ]
[17] 多能人材の育成が大きな強みになる [企業再生ノウハウ]
[18] 傷みともなう業務改革、だらだらやっては間延びする [企業再生ノウハウ]
[19] 課題に向けて何をしたいのか、従業員からの提案を評価、歓迎する [企業再生ノウハウ]
[20] 課題解決はプロセス管理で、全体会議方式から個別トレース方式へ
第6章 不振企業再生に強い金融機関に転身するために、どこをどう変えていくべきか
1 顧客満足主義の金融機関に移行
2 やっと利益主義に目覚めてきた
3 金融業がノウハウ業であることに気づいてきたか
4 現場第一主義での問題解決
5 情報が組織内を通貫しているか
6 経営革新による企業再生ができる人材の育成
