老後資金や介護費用は、いつか必要になることは分かっても、どれくらいの期間どれくらいの金額が必要になるかまでは分かりません。
また、医療費においては、何時どれくらいの費用がかかるのか予測すらできません。
こうした保障性資金は、保険に任せるのが賢明です。
さらに、年々費用の嵩む教育資金についても貯蓄だけでなく、保障に委ねることでライフプラン設計の上でゆとりをもたらすことになります。
こうした提案を顧客サイドに立って積極的に行いたいものです。
【主な内容】
Chapter1 銀行・信金で保険商品を取扱うことの意義
Chapter2 保険のしくみと預金との違い
Chapter3 保険に対する顧客ニーズと契約者の加入目的
Chapter4 公的保障と私的保障
Chapter5 医療保険制度の変遷と注目される医療保険
Chapter6 各種保険加入の実態と提案の考え方・具体例
Chapter7 がん保険・医療保険のおすすめトークと断りへの切り返し話法
【主な内容】
Chapter1 銀行・信金で保険商品を取扱うことの意義
金融制度改革とワンストップバンキングの流れ
保険窓販の強みと弱み 販売チャネルの現状を理解して窓販の強みを活かす
保険の自由化(生損保子会社の相互参入、第三分野の自由化、保険窓販の解禁)
急速な高齢化と介護に必要な資金
公的年金制度の変化
顧客満足度の向上と囲い込み
Chapter2 保険のしくみと預金との違い
預金のしくみと保険のしくみ
お客様にとっての預金のメリット保険のメリット
金融資産の保有目的
貯蓄の三大目的と貯蓄と保険の相互補完の関係
Chapter3 保険に対する顧客ニーズと契約者の加入目的
生命保険の加入目的とニーズ
Chapter4 公的保障と私的保障
公的保障と私的保障の基礎
遺族年金
少子高齢化の傾向と老後資金のウエイトが増大、長生きのリスク
公的保障を理解した上での保険プラン
顧客の属性によって公的な保障は異なる
ゆとりある老後生活費
Chapter5 医療保険制度の変遷と注目される医療保険
医療費における自己負担割合の増加
高額療養費、傷病手当金と自己負担
三大生活習慣病への備えと医療費負担
先進医療保障・通院保障へのニーズの増大
高齢化による入院受療率と医療保険のニーズ増大
がんに手厚いがん保険、幅広く病気・けがを保障する医療保険
Chapter6 各種保険加入の実態と提案の考え方・具体例
生命保険、医療保険に顧客が加入しているのは当たり前
課題、目的に応じた対策になっているか
各保険商品のメリットとデメリットを理解して活用する
介護医療保険料控除を切り口に考える
保険料の違いには理由がある
新契約だけではない保険提案
Chapter7 がん保険・医療保険のおすすめトークと断りへの切り返し話法
がん保険・医療保険にはすでに加入している
私は丈夫で病気一つしたことがないので
まだ若いから大丈夫
もう歳だからその時はその時だよ
保険なら見直したばかりだから
公的な保障があるからそんなにはかからないでしょう(公的保障健康保険・高額療養費制度等)